オヤジボンさんの作品

『テクニシャン』 彼女は,すでに彼の虜だった。家に帰るとすぐに彼に身を委ね, 甘美な悦楽に浸った。彼のテクニックは繊細で素晴らしく, それまでほとんど経験のなかった彼女には,すべてが新鮮だった。 あるときは下半身を,またあるときは上半身を責められ, 予想もしなかった技巧に,自身の新しい悦びのツボを知った。 彼はタフで疲れを知らず,何度も何度も彼女を快楽の頂に押し上げた。 女「疲れとれたぁ〜。マッサージチェアを買ってよかった!」
『言葉遣い』 女「先頭の車,なにトロトロ走ってんだろう。もう,あったまきた!   下痢したカタツムリがバックかましてんじゃねえゾ!!」 男「強烈な言葉遣いだねぇ。もう少しどうにかならないかなぁ」 女「お下痢を召された,おカタツムリ様が   おバックされていらっしゃいますのかしら?」 男「『お』をつければいいってもんじゃないでしょう」 女「下痢という医学的症状を呈した,腹足綱有肺亜綱に属する   カタツムリという生物が,バックという前進よりも困難な   行為をおこなおうとしている現況で・・・」 男「下痢とカタツムリから離れられんのか,君は!」
『刺激』 彼は,彼女の中にゆっくりと入っていった。そこは,すでに濡れていた。 彼のリズミカルな動きにあわせ,粘り気のある液体が涌き出て, 彼女の中は一層潤い,彼の動きをスムーズにした。 彼の動きのパターンが変わった。その変化の激しさに, 彼女は痛みを感じ,わずかな出血も伴った。 しかし,だんだんと彼の動きに慣れてくると,自分から彼のモノが 当たる角度を変えたりしながら,彼女にはその刺激を 楽しむ余裕すら出てきた。 彼女は,押し寄せる快感の波に溺れそうになりながらも, どこか頭の隅で,「何もつけなかったけど,よかったのかしら?」と 後悔をはじめていた。 「やっぱ,きれいにとれるわ,電動歯ブラシは。歯ツルツル!」
『真実を写す鏡1』 開発部長「ただいまより,音声応答機能付きミラーのデモを行います。      それでは,社長秘書にお手伝いいただきましょう。      鏡に向かって,何か語りかけてみてください」   秘書「何て言おうかなあ。そうだ!白馬の王子様は,いつ現れるの?」    鏡「白髪のオジサマが毎夜,お相手しているではありませんか。      昨夜のお相手は社長,おとといは」   社長「なぜ,慌ててスイッチを切ったんだね?開発部長!」
『真実を写す鏡6』 開発部長「音声応答機能付きミラーのデモを続けます。では,      守衛のおじさん,鏡に向かって何か話してください」   守衛「私は,社員の皆さんに安心して働いていただけるよう,日夜      頑張っております」    鏡「あなたが,まめに社内を巡回してくれるお陰で,変質者が      外部から侵入してきたことは,いままで一度もありません。      あなたは深夜になると,異常がないか,女子更衣室のロッカーを      1つ1つ開けては,念入りに点検してくれています。      また,女子トイレを回っては,隠しカメラのテープを毎夜,      交換しています」
『きゅうこん』 男「ねぇ,もしボクがキミに求婚したらどうする?」 女「そうねぇ,土に穴を掘って埋めるわ」 男「アハハ,ボクが言っているのは,植物の球根じゃなくて,   結婚してくださいの求婚なんだけど」 女「アナタの想いを埋めて,二人の愛を注いで育てたら,   結婚の芽が出ると思うの。大切に育てましょう」
『真実を写す鏡 最終話』 開発部長「音声応答機能付きミラーのデモを行います。総務課のお局こと      太田君にやってもらおう。鏡に何か尋ねてみてください」   お局「アタシ,きれい?」    鏡「ピシッ」 開発部長「どうしたんだ?うわっ!鏡一面にひび割れが。      それに,何か甲高い音が聞こえる。け,警告音だ!」    鏡「ピーピー,忍耐の限界を越えています。直ちに排除してください。      繰り返します・・・」   お局「何だ,コノヤロー。バキッ」 開発部長「あ〜あ,ケリ入れちゃったよ。      試作機はこれ1台だけだったのに。トホホ(涙)」
『失敗は性交のもと』 人妻がセールスマンに紅茶を出そうとしたそのとき 人妻「あっ,ごめんなさい,紅茶をこぼしてしまって。    あら,おズボンにもかかってしまいましたわね」  男「ああ,いいですよ,自分で拭きますから」 人妻「そんなこと。私がお拭きしますから,じっとなさってて」  男「ああ,お,奥さん。そんなとこ,あんなとこ,そんなに優しく    丁寧に,さするようにゆっくりと拭かれると・・・うっ!」 人妻「どうなさったの?」  男「今度は,私がこぼしてしまいました」 人妻「いいのよ,お気になさらないで。ズボンの中もお気持ちもすっきり    きれいにして差し上げますから,さあ,お脱ぎになって」
『始まりは・・・』 サンタ「出発前にリストの確認じゃ。シズカにはタクヤの,シンジには     セイコの,・・・,それぞれにそれぞれの想いを届ければ     よいのじゃな。では,出発!」 サンタクロースが,あと少しで届け終わろうかという頃  本部「緊急連絡,本部より世界中のサンタへ。受注システムの     ミスにより,リストがずれていることが判明した。     正しいリストをトナカイ便ですでに発送した。届き次第,     配ってしまったものを回収し,正しく配り直すように。     以上」 サンタ「なんということを。届けてしまったところは,     どうなっておるのか心配じゃ。ちょっと覗いてみよう。     どれどれ・・・。ふぉふぉふぉ,皆それぞれに楽しそうじゃ。     いいのじゃ,これでいいのじゃ。幸せにの」
『初詣』 彼氏「神様,私の薄弱な意思が固くなりますように。    それに,私からすべての煩悩を取り去ってください。    よろしくお願いします」 彼女「神様,カレのアレが固くなりますように。    それに,アレから余分な皮を取り去ってください。    どうか,本当によろしくお願いします」
『すいま』 オフィスのある午後 女A「ねむ〜い,もうだめだぁ〜」 女B「睡魔がやってくるぅ〜」 女C「そいつは,キャップをかぶり,ゴーグルをつけて,    平泳ぎでやってくる」 女A「?」 女B「それは,スイマー!」
『包囲網』 バレンタインデーも間近に迫ったある日,本社研修室に 昨年入社した社員,それも男性ばかりが集められ, 彼らを前に,社長が話し始めた。 社長「今年もバレンタインデーがやってくる。この2月14日は,    ここにいる全員,出社すること。これは業務命令である。    風邪をひいて下痢の者も,けつのアナに栓をしてでも,    会社に来ること。なお,理由によらず,休んだ者には会社を    辞めてもらう。そのつもりで。」 社員「そ,そんな。いったい,その日には何があるんですか?」 社長「その日は,お局たちの,年に一度の勝負の日だ。彼女たちは,    お目当ての新人くんにチョコを渡し,食事に誘い,    お酒を飲ませて,泥酔させる。そして,目覚めた彼の    横に眠るのは,すっぴんのお局だ。『何もなかった』と    いう言い訳は,もちろん通用しない」 社員「それがわかっているなら,そんなこと,止めさせてください」 社長「それは,できない」 社員「なぜですか」 社長「お局たちから,この日を奪ったら...。我が社を大混乱に    陥らせるだけのネタを,彼女たちは握っているのだ」 社員「えぇ〜」 社長「ロック・オンされた君たちが,お局の魔の手から逃れる術は,    残念ながら,ない。なお,上司に相談しても無駄だ。    彼らのほとんどは私と同じ境遇で,お局の味方だからね。    私も,一回りも歳が違う,元お局の妻のお陰で,    社長にまで昇りつめることができたんだよ。    その妻からも『よろしくね』って頼まれてるし」 社員「もう,こんな会社,イヤだぁ〜」
『無知』 後輩「『こうがんむち』って、ものすご〜く痛そうな四字熟語っスね」 先輩「どういうことだ?」 後輩「だって、振りまわしていたムチが自分の睾丸に当たったほどの    耐えられない痛みってことでしょう」 先輩「『厚顔無恥』というのは、知りもしないことを大声で言う    お前みたいな、厚かましくて恥知らずの人間のことだ!」
『とろける』 男は自慢そうに、大きなモノを取り出した。 女はとろ〜んとした目つきで 「ねえ、なめてもいい?」と聞いた。 そして、男の返事など待たずに、手にしたモノを 「ウグウグ」とくぐもった声を出しながら、 口一杯にほうばり、しゃぶった。 男は体を硬直させ 「もうだめだ。あ、頭がしびれる!」と叫んだ。 女は、口から出したものを男に見せながら、 「ほら、こんなに」とニッコリ微笑んだ。 さらに、女は言った。 「大きなアイスクリームを買ってきてくれて、ありがとう。  おいしかったわ。でも、アナタったら、冷たいものを急いで  食べるから、頭がキーンとしたんでしょう?ほら、見て。  アイスの棒に『当たり 三千円』って書いてあるわ。  やったね、ラッキー!」
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